小さな子供を連れての海外旅行。
親もしっかり観光を満喫しながら、子どもと一緒に楽しみたいですよね。
今回の旅行は、すべてこちらで手配する完全フリープランだったので、行程は私たちの好みが色濃く出てしまっていますが、記録として残しておきたいと思います。
何か参考になるものがありましたら嬉しいです。
シンガポール旅行の記事
旅行の事前準備についてはこちらに書いています。
空港、飛行機でのことについては、こちらに書いています。
到着日 1日目
Jewel
シンガポールのチャンギ空港に到着後は、併設のJewelに行きました。
16:55着のフライトでしたが、少し早めに着いたこともあり、到着の手続き等を終えて、Jewelに着いたのは17:30頃でした。
Jewelの目的は3つです。
・滝を見る
・Mr.CocoNutを飲む
・Pocemonセンターでオリジナルピカチュウを買う(妻)
帰国する日のフライトは早朝で、まだ滝が動き出していない可能性があったため、ちょっとハードでしたが、到着日に行くことにしました。
Jewelの滝は、空港併設の施設とは思えないスケールで、圧巻でした。
植物園のような周囲のデザインも相まって、見ごたえありでした。
滝を見ながらのフロアの上下は階段のため、ベビーカーでは移動できずだったので、Jewelにいる間に2箇所くらいから滝を見て満足しました。
そして、地下にあるMr.CocoNutへ。
すぐにでも日本にやってきそうな、南国系の飲み物!
移動で疲れた体に染みわたりました!
店先に着いたら、注文待ちの列もできていました。
ただ、列が長かったのは、人気故だけでなく、ほぼワンオペだったため、のようでした。
メジャー観光地の有名店なのだから、オペレーション強化をしてもらいたいものです。
そして最後に、Pokemonセンターに行って、限定ピカチュウを物色しました。
限定ピカチュウ以外は、基本は日本のポケモンセンターと同じような品揃えだったとのことです(妻談)
なお、我々がMr.CocoNutを飲んで休憩しているタイミングで、息子にはご飯をあげました。
そして、タクシーに乗って、ホテルに移動しました。
地元民のホーカー
チャイナタウン近くのホテル到着で一息ついたのち、夕飯を食べに近くのホーカーに繰り出しました。
お目当ては、ホンリム・マーケット&フードセンター(Hong Lim Market & Food Centre)でした。
ですが、Jewelでの待ち時間や移動で思いのほか時間を使ってしまい、21時近くに着いたので、ほとんどのお店が閉まっており、食べられませんでした。
お隣のチャイナタウンポイント(Chinatown Point)での食事も考えたのですが、チャイナタウンといながらも、日本食がたくさん入っており、海外初日から日本食を食べる気にもなれず、断念。
欧米なら、チャイナタウンという名の日本人街も考えられますが、アジア圏でもそうなの??
さすがに区別つくでしょ…と思いながらも、地元の食事を諦め切れずにパスします。
そして、さらに隣のPeople’s Park Centreにて、ホーカーでスープ粥をテイクアウトして、ホテルで食べました。
英語も伝わらない(多分向こうは中国語をしゃべっていた)なかで、指さし買い物でした笑
なお、21時近くても、さすがの熱帯地域の暑さで、少し歩いただけで汗をかきました。
このため、2日目以降のスケジュールを修正することにしました。
2日目
雨予報が出ていましたが、朝は薄雲で、雨が降る様子はありませんでした。
ただし、ここは熱帯のど真ん中のシンガポール。
予報が雨というくらいなので、スコールが心配です。
Gardens by the Bay
2日目の最初の観光地は、ガーデンズバイザベイです。
宿泊していたホテルからは、MRTのDowntown線で一本(Chinatown → Bayfront)で行けました。
有名な観光地なので、駅にも案内が出ており、スムーズに向かうことができました。
駅を出てすぐに、例のタワーが見えていて、広い公園ですがどちらに向かっていけばよいかがわかりました。
私たちは展望台には上らず、公園を散歩するだけにとどめました。
なお、駅のエレベーターから出るところまでは、起きていたはずなのに、公園を移動中に息子は寝てしまいました。
メジャー観光地をひとつ見逃したね。
Floral Fantasy
続いて、フローラルファンタジーに向かいました。
当初の計画では、クラウドフォレストに行くことを考えていました。
あまりの暑さに、屋外での移動量を減らしたく、ガーデンズバイザベイを抜けた先にあるクラウドフォレストは諦めて、フローラルファンタジーに変更しました。
この変更が結構なファインプレーで、人も少なく、かわいい空間を楽しむことができました。
フローラルファンタジーは、ベイフロント駅のガーデンズバイザベイ側の出口を出てすぐの所にあります。
チケットはwebでの事前購入か、近くにあるガーデンズバイザベイの各観光地のチケット販売所で購入します。
どう表現したらよいのかわからないですが、色鮮やかな花や植物がかわいく展示されていて、どこを撮っても映える展示になっていました。
妻は大喜びでした。
息子は寝起きのため、機嫌が悪く、大変でした笑
ちなみに、入り口でチケットを見せると、場内にある4Dライドシアターの上映時間を教えてくれます。
他に誰もいなかったので、息子も一緒に入ってみましたが、音の大きさや霧が飛んでくる演出に驚いたのか終始泣いていました…ごめんよ。
ちなみに、大人は座席が動く席に乗れますが、子ども連れは、障碍者用の固定スペースで映像だけを楽しむことができました。
小規模な展示ですが、色とりどりで見ていても、写真を撮っても面白く、そしてあまり知られていないのか、人がほとんどおらずで快適でした。
息子が泣こうが、一人で歩き回ろうが、あまり他の人に迷惑をかけることなく、楽しめました。
Marina Bay Sands(買い物&チケット確保)
フローラルファンタジーを出て陸橋を渡り、マリーナベイサンズに向かいます。
いつだかCMでも出て有名になった、ビルの上に船が乗っているようなあの建物がマリーナベイサンズですが、あれはホテル(と展望台・レストラン)の部分です。
我々の目的地は、ショッピングモール(The shoppes)なので、少し違います。
スカイツリーとソラマチみたいな関係、と思ったのですが、妻にはあまり刺さらず…
何かいい例えがあったら教えてほしいです。
ちなみに、ホテル部とショッピング部とで、フロア表示が入り乱れているので、今どこにいて、何階に向かおうとしているのかは、しっかりと把握しないとあっという間に迷子になります。
そして、ショップの入れ替わりが激しいのか、日本のデパートが丁寧すぎるからなのか、フロアマップがwebで見つからない…
広いだけに事前に行く場所を把握しておきたかったですが、現地で考えることにしました。
まずは、the shoppesに向かい、館内の運河を眺めながら、昼食所を探します。
フードコートでお昼ご飯を食べましたが、さすが観光地のお昼時ということで、すごい人でした。
子どもを抱っこして席を探していたら、おばちゃんたちが席を譲ってくれて、無事に場所の確保ができました。
ランチは、ホッケンミーにしました。
チキンライスに並ぶ(と思っている)シンガポールの郷土料理です。
ランチの後に、TWGやBacha Coffeeで、紅茶・コーヒーを購入しました。
このタイミングでマリーナベイサンズに寄ったのには、もう一つの目的がありました。
それがサンズリワードクラブ(Sands Rewards Club)のランクアップ特典を受け、マリーナベイサンズの屋上展望台を”無料”で楽しむためです!
このサンズクラブは、会員登録は無料でできます。
さらに、三井住友Visaのゴールドカードを持っていると、ランクアップ特典を受けることができます。
そして、ランクアップされると、アクティビティチケットを2枚無料でもらうことができます。
このアクティビティチケットの対象として、マリーナベイサンズの屋上展望台であるSkyPark Observation Deckの入場券(大人一人 S$32)が含まれています。
期間限定のキャンペーンではありますが、他のカードでも同様のキャンペーンをやっていたりするので、ぜひ調べてみてください。
現地で入会&アップグレードをすることもできるようですが、私は事前にネットで会員登録をし、アプリで会員画面と三井住友Visaのクレジットカードを窓口で見せて、対応してもらいました。
入会手続き&アップグレード条件の説明がわかりづらく、アプリも使いづらく、アップグレードの窓口は混んでいて時間を取られることもあるので、ご利用の際は余裕をもって、活用しましょう。
アプリでアップグレードされたことを確認したのち、そのままアプリで無料で入場券を取得することができます。
なお、SkyParkは完全予約制なので、日時を指定して予約する必要があります。
空いていればその日の夕方のチケットを取ることもできます。
が、その日に取れなくて予定が狂うことも想定されたので、最初から次の日の夕方に再度来ることを計画していて、そのまま翌日の夕方のチケットを予約しました。
Merlion Park
マリーナベイサンズでの用事も済ませ、歩いてマーライオン公園へ向かいます。
ヘリックスブリッジを渡って、遠目にマーライオンを見ながら、湾をぐるっと回ります。
天気予報は外れて晴天、日中の一番暑い時間帯で、歩いていくのは大変でした。
たまらず途中でコンビニに立ち寄り、休憩&水分補給をしました。
無事マーライオン公園に到着。
マーライオンと記念撮影しました。
天気も急転し、スコールが来そうなイヤな雰囲気になってきます。
マーライオン公園近くでも休憩し、一度ホテルに向かいます。
大きい道路を横断するために、ベビーカーで右往左往しながら、何とかホテルにたどり着きました。
ホテルで一度休憩して体力回復、息子もホテル到着前にベビーカーで寝てしまい、そのままホテルの部屋で少し寝ていました。
Maxwell Food Centre
夕飯を食べに、チャイナタウンの先のマクスウェルホーカーセンターに向かいます。
チャイナタウンの街並みを楽しみながら、歩いていきます。
有名な観光地ですが、夕方になると日本人も少なく、地元民が増えて行っているような印象でした。
観光客は夕暮れから夜に向けて、マリーナエリアのライトアップショーに集まっていくのですかね。
ホーカーでローカルな夕食を楽しみました。
ホーカーの中は人も多く、騒がしく、空気もこもるので、外の席を取れると、子どもも落ち着いて食事ができるかと思います。
私たちも、ホーカーでは、少し外れた外側の席を確保するようにしていました。
3日目
日本を発つ前の週間予報では大嵐の予報でしたが、当日になるとすっかり晴れていて、現地の予報も一日晴れになっていました!
Bird Paradise
MRTに乗って、第一の目的地、バードパラダイスをめざします。
行き方はたくさんありますが、今回はMRT+動物園のシャトルバス、というルートで向かいました。
MRTのNorth South Lineでシャトルバスが発着するカーティブ駅に向かいます。(Raffles Place → Khatib)
シンガポールは、Mandai地区に動物園が集まっているのですが、そのシャトルバスが出ている駅とは思えない、ローカル感のあるこじんまりした駅でした。
駅からのシャトルバスは、高速バスのような2+2席の大型バスでした。
ここで、ベビーカーが折りたためるタイプで助かりました。
日本人はいませんでしたが、バスは満席で、子連れも多く、動物園の人気を感じられました。
バードパラダイスは、最初の停留所になります。
ですが、降りる人がいなくて、危うく降りるのを無視されて出発されそうになりました。
バードパラダイスは、その場でチケットを買うことができません。
すべてweb購入となっていて、QRコードの入場券を提示するスタイルになっています。
チケットを購入し忘れていたので、入り口前でWi-Fiをつないで、購入しました。
残念なことに、web決済がうまくいかず、時間を使ってしまい、見たかった猛禽類のショーに間に合いませんでした。
希望のイベントがあれば、計画的に行くようにしましょう。
バードパラダイスは、取りが展示されているところを見て回るような従来の動物園ではなく、「広大な鳥小屋の中に、人がお邪魔する」といった展示になっていて、手が届く距離間で鳥たちを見ることができます。
日本では珍しい(と思う)熱帯地域をはじめとする色とりどりの鳥たちがいるので、楽しめます。
息子も、飛び回る鳥を見てはしゃいでいました。
広さとしては、半日あれば充分楽しめるくらいの広さです。
もう少し大きくなったら、別の動物園も一緒に回ってみたいものです。
Khatib Central
お昼ごろでバードパラダイスを切り上げ、同じくシャトルバスでカーティブ駅に向かいます。
そして、カーティブ駅近くにあるローカルホーカーに向かいました。
ガイド本にも、ネット情報もほとんどない、ローカルなホーカーです。
ローカル民しかいないようなホーカーでチキンライスが食べられたので、大満足でした。
日本人向けには紹介されていませんが、充分にきれいにされているホーカーで、種類も豊富で楽しめます。
シャトルバスで動物園に行く方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
なお、炎天下の中でバードパラダイスを楽しんだ後だったので、息子も疲れ気味でご機嫌ななめでした。
ホーカーは屋外だし、なかなか涼めずに暑かったのかもしれません。
Marina Bay Sands(SkyPark Observation Deck)
再びMRTに乗り、マリーナベイサンズのスカイパークをめざします。
(Khatib → Newton → Bayfront)
ベイフロント駅からは、ずっとスカイパークの案内表示が出ているので、それに沿って向かいます。
ベビーカーなので、ところどころエレベーターを探しながらの移動でした。
スカイパークは夕方の部の最初の17:30を予約していたのですが、カーティブで楽しみすぎて、ギリギリの時間になっていました。
展望デッキに上る前に少し休憩できると思いましたが、意外にもいい時間になってしまったので、そのまま受付に向かい、流れで入場してしまいました。
受付後のルートは、エスカレーターしかありませんでしたが、受付のスタッフにエレベーターを使いたい旨を伝えたら、案内してもらえました。
展望デッキは、風も気持ちよくて、眺めも素晴らしく、楽しめました。
夕方の最初のブロックの時間帯だったので、人も少なく、息子も大喜びで歩き回っていました。
夜に来て上からショーを見るのもきれいなのだと思います。
その楽しみはいつかにとっておくことにしました。
Lau Pa Sat
移動が多く疲れ気味だったので、MRTを使って最後の夕食を食べるホーカー、ラウパサへ向かいました。(Bayfront → Downtown)
ラウパサは、メジャー観光地からも近く、シンガポールが誇る金融街にあるホーカーで、観光客からオフィスワーカーから様々な人が集まるホーカーです。
建物もおしゃれで、食事を楽しめます。
最後に、チキンライスとホッケンミーを楽しみ、シンガポール食の締めとしました。
調査不足だったのですが、サテーと呼ばれる串焼きが人気の食事だったらしく、串焼きを焼いた煙がモクモクとあたりを包んでいました。
4日目
最終日の4日目は、帰国の飛行機のみです。
空港での手続きや飛行機の様子は、空港・飛行機編でも書いていますので、ぜひご覧ください!
最後に
シンガポール旅行の現地観光を紹介してきました。
シンガポールは観光地がコンパクトにまとまっており、観光しやすい都市です。
食事も、地元民の台所から、ホテルのレストランまで、選択肢が豊富で好みのスタイルに合わせて旅行を楽しむことができます。
気になるところがありましたら、ぜひ行ってみてください!