小さな子どもを連れての海外旅行。
飛行機でおとなしくできるかが心配ですよね。
2024年の3月に1歳児を連れて、家族3人でシンガポール旅行に行ってきました。
準備編に続いて、空港・飛行機編をお伝えしていきます。
旅行に行かれる際には、最新の情報をご自身でご確認の上、充分な計画を立てたうえで、旅行をお楽しみください。
航空会社の決定
今回のフライトは、シンガポール航空にお世話になりました。
毎年の人気ランキングで上位に入るシンガポール航空ですが、評判通りの快適なフライトを満喫することができました。
昼フライトか夜フライトか
海外旅行というと、現地での時間を有効に使うために、機内泊も選択肢に挙げられると思います。
子どもがいる場合は、現地のスケジュールだけで考えるわけにもいきませんね。
機内泊をする場合は、子どもがしっかり寝られて、子どもも親も睡眠時間を確保できるかを考える必要が出てきます。
どこでも寝られる子、寝たら起きない子なら、夜のフライトも心配ないのかもしれませんが、それでも初めての環境で、寝られるかはわかりません。
夜フライトにして、うまく寝られずにぐずってしまうと、子ども本人も、私たち親も、そして周囲の人たちも、ストレスになってしまいツラいと思い、私たちの旅行は昼フライトにしました。
仮に寝られたとしても、膝の上では長時間寝られないかもしれませんし、抱っこで座っていたら親側が寝られないので、朝に現地についても寝不足で観光できないと思いました。
昼フライトなら、多少ぐずっても、周りの人も起きている時間帯なので、ストレスも小さいだろうという考えもありました。
成田か羽田か
我が家は関東圏に住んでいるので、海外旅行は空港に選択肢があります。
昼フライトという限定条件内でも、成田も羽田も飛行機がありました。
この旅行では、成田便の方が安かったので、成田便にしました。
シンガポール航空の成田便でA380があったので、それに乗りたかったというのもあります。
自宅は羽田の方が行きやすかったですが、国内の車移動が1時間増える程度でしたので、成田発着を選びました。
車でなければ、どちらかを成田、どちらかを羽田、という選択肢もできました。
座席のクラスをどうするか
ここは完全に予算との相談ですね。
我が家は、コロナ禍で中止になった新婚旅行のリベンジも兼ねていたこともあり、ちょっとリッチにプレミアムエコノミーを利用しました。
座席構成が2-4-2で、窓側の2席を確保してしまえば、同じブロックに他人が入ってこない、という点も魅力的でした。
エコノミーですと、3-4-3や3-3-3の構成になることが多いので、2席の確保だと隣に他の人が来てしまう可能性がありました。
私たちはいいですが、その方の海外までの時間を、子連れとヒヤヒヤさせるのも申し訳ないと思い、2席ブロックのシートを考えました。
飛行機の予約
利用する航空会社と便が決まったら、航空券の予約です。
私たちはここで、結構苦労しましたので残しておきます。
バシネットを使うかどうか
子連れフライトの場合、バシネットという簡易ベッドを借りることができます。
各ブロックの一番前の席で、壁に取り付けることができるベッドになります。
航空会社や機体にもよりますが、体重制限があるので、お使いになる航空会社で確認しましょう。
息子は一か所でおとなしく寝られるタイプではなく、寝るときも寝た後も動き回るので、バシネットで寝るのは無理、と判断しました。
もしぐずってしまった時に、全員の視線が集まる一番前で抱っこするのも、視線が痛いな、とも考えました。
また、バシネット席は内側4席の最前列にしかなく、窓際の2席のブロックが使用できない制約もありました。
以上のことから、私たちは、バシネット席は使わず、一番後ろの席を予約しました。
一番後ろならば、シートの上で子どもが動き回っても、その後ろの人のモニターが揺れたりして迷惑をかけることもないので安心でした。
個別手配での予約時のわずらわしさ
今回、航空券は旅行会社等を介さずに、シンガポール航空のwebサイトで予約しました。
シンガポール航空では、子連れの特典として、予約時に無料で座席を予約できる、というものがあります。
通常であれば、有料で予約するか、チェックイン時に早い者勝ちで予約するか、のようです。
この座席指定を含めた航空券のweb予約ですが、これがなかなかの曲者でした。
①閲覧回数によって価格が変動する
利用予定の便を調べ、価格比較のために時間の違う便を調べ、再度利用予定の便を調べる、といったように同じ便を複数回調べると、人気があると判定されるのか、価格が跳ね上がります。
1.5倍くらいに変動したりします。
一晩(あるいは何時かでリセットされるタイミングがあるかも)おくと、価格も元に戻ります。
この仕組みを知らなかったので、さらに上がるかもと思い、驚いて高価な座席を予約するところでした。
②web予約では席が限定される
子連れの場合、子どもは親とセットで予約します。
航空券予約時の席の確保は子連れ特典なので、ありがたく使わせてもらうのですが、
この時、子連れと登録した大人の席の指定は、なんとバシネット席しか選択できません。
え?何か間違えた?と思い、戻って検索しなおすと、価格が跳ね上がります…
そしてまた一晩待ちます…
なお、シンガポール航空に電話で確認しましたが、バシネット席をwebで確保したのちに、電話にて予約番号を伝えて席の変更を希望すると、無料で席の変更をしてもらえるそうです。
③クレカ支払いエラーが出る
やっとのことで、所望の価格でフライトの便を決めて、席まで決めて、予約を進めたのですが、まさかの決済時のクレカ支払いでエラーが出ました。
決済画面に進んでいると、前の画面に戻ったり、カードを変更したりができません。
どうしようもないので、一度閉じて、フライトの検索からし直すと、複数回目の検索のため価格が跳ね上がります…
そしてまた一晩…
結果的には何が原因かわからなかったですが、エラーコードが表示されていたので、それをもとに電話で問い合わせました。
よくあるエラーコードのようで、電話口の担当者は「あぁそれですね…」みたいな反応だったとのことです。
結局、この確認電話をしたときに、そのまま電話口で希望の便名と席の希望を伝え、電話で予約することになりました。
クレカの番号も電話口で伝えて支払い…いつの時代の予約方法だよ…となりました。
この予約は育休中だった妻が平日に対応してくれたので、何とかなりましたが、休日に電話していたらどれだけ待たされたのだろう…
ということで、とても予約に苦労した航空券の確保でした。
事前チェックインを忘れずに
シンガポール航空は、事前に名前やパスポート番号を登録しておくと、48時間前に自動でwebチェックインできる仕組みがあります。
席も決まっているので、どれほど意味があるものなのかはわかりませんが、事前チェックインは空港での作業を減らせるので、済ませておきたいですね。
その事前チェックインを自動でできるのであれば、やっておいて損はないです。
ちなみにプレミアムエコノミーの場合、Book the Cookと言って、食事を事前に選ぶことができます。
これを申し込むと、 “Beef or Chiken?” 以外の選択肢で、チキンライスやウナギ丼などちょっとリッチな食事を楽しむことができます。
フライトの24時間前までに予約が必要らしいので、利用する際はお忘れなく!
成田空港での過ごし方・手続きなど
続いて成田空港での手続きなどについて書いていきます。
空港でベビーカーはどうするか
空港での子どもの移動手段は主に以下の選択肢かと思います。
・自分のベビーカーを持って行く → 旅行先にも持って行く
・ベビーカーのレンタルサービスを使う → 旅行先にも持って行く
・空港内のベビーカートを借りる → 旅行先はベビーカーなし
・スーツケースもあるのでベビーカーはあきらめて抱っこ
どれも一長一短あり、悩ましいです。
今回の旅行は、ベビーカーのレンタルサービスを利用しました。
30度を超える熱帯地域で、抱っこし続けて移動するのは無理では…ということで、ベビーカーを持って行くことにしました。
我が家のA/B型兼用のベビーカーは大きいので、小回りが利かず不便。
ということで、nicebabyで空港でベビーカーレンタルサービスをしているとのことで、こちらを利用しました。
成田の出発ロビーで受け取れますが、窓口は受け渡しの対応のみなので、事前に型番を調べて使い方を確認しておくことをおススメします。
チェックインの際に搭乗口まで使いたい旨を伝えると、搭乗口まで使うことができます。
このレンタルのベビーカーは、折りたたんで手荷物とすることもできるサイズになります。
搭乗口で預け入れてしまい、行き先の空港で受け取ることもできます。
他の手荷物の状況等にあわせて、対応を考えましょう。
普段ベビーカーで、荷物下げのフックやドリンクホルダーを使っている方は、それらだけでも忘れずに持って行きましょう。
返却の際に取り外すのを忘れないように!
シンガポール航空のチェックイン
webでのチェックインを済ませてあったとしても、預け入れ荷物とベビーカーの相談があるので、窓口に行きます。
スーツケースを預け、ベビーカーを搭乗口まで使いたい旨を伝え、チェックイン完了です。
この時、「ベビーカーは大切には扱いますが、故障しても補償の対象外です」との説明を受け、サインをしました。
成田空港での手荷物検査
ベビーカーも搭乗口まで使えることが決まったので、手持ちの飲み物等を処分して、いざ手荷物検査場へ。
観光需要が戻ってきているのか、人の移動が多いのか、手荷物検査場は長蛇の列でした。
国際線は3時間前に空港に、、、というのがよくわかりますね。
しかし!!!
ベビーカーを押していたら、優先レーンに案内されました!ありがたい。
こちらは、数人並んでいる程度のガラガラ状態で、スムーズに検査を終えられました。
ちなみに、子どもがいる場合、検査方法は様々なようです。
今回はおとなしくベビーカーに座ってくれていたので、ベビーカーを押してゲート通過後、親は改めて一人でゲート再通過、という形で、ゲートを通過しました。
ベビーカー下の荷物入れに、荷物を入れっぱなしにしないように注意です。
成田空港での出国手続き
出国手続きは、今は自動ゲート化されています。
しかし、子連れの場合は、子どもが自動ゲートを使えないので、有人ゲートに案内されます。
出国の際は、家族3人でまとめて窓口へ行き、出国の手続きをしてもらいました。
成田空港でのシンガポール航空の搭乗口は、どうやら端っこのようで(今回は46番ゲート)、ひたすら歩きます。
ネット情報で4x番ゲートあたりだと調べていたので、ネットでフロアマップを確認し、近くにカフェとキッズスペースがあることを事前に調べていました。
そこで飲み物の確保と、子どもを遊ばせることにしました。
搭乗口でのベビーカー預け入れ
出発の1時間前くらいに、おむつ交換も済ませて搭乗口近くで待っていると、スタッフからベビーカーどうされますか?と聞きに来てくれました。
預け入れたい旨と、現地では、スーツケースと一緒に受け取りたいことを伝えました。
到着先の搭乗口(飛行機を降りてすぐ)でも受け取れるらしいですが、空港内でエレベーターを探してあっちこっち行くのも大変だと思い、出口近くの荷物受取場所で受け取ることにしました。
その場で折りたたみ、スタッフさんに渡して、預け入れの対応をしてもらいました。
搭乗は優先搭乗
優先搭乗が始まるタイミングで、ベビーカーを確認してくれたスタッフさんが、子ども連れは優先搭乗できることと、優先搭乗が始まったことを案内に来てくれました。
おかげさまで、列に並ばず、しかも一番前で飛行機に乗ることができました!
手荷物検査といい、搭乗手続きと言い、子連れの恩恵を受けさせてもらいました。
スタッフさんの丁寧な対応が日本の空港はありがたいですね。
ちなみにシンガポール航空は、成田空港内では、ANAスタッフが対応してくださいます。
機内での様子
いざ、息子にとって初めての飛行機の中へ!
手荷物で持ち込んだもの
飛行機内で世話&ご機嫌を取るにあたり、手荷物として持ち込んだのは、おおよそ以下のものだったと思います。
おむつ、おむつ入れ袋、おしりふき・手口拭き、1回分の食事(予備として)、おかし、お気に入りのおもちゃ、絵本、iPad(動画用)、ヒップシート、抱っこ紐、ストローマグ、水(出国後購入)
ヒップシートは気軽に抱っこできるように、抱っこ紐はお昼寝で使えるように、と両方持ち込みました。
お菓子、飲み物やおもちゃ類は、特に離陸時のずっと座っていなくてはならない時に必要なので、席についたら手の届くところに置き、上の荷物入れには入れないようにしました。
このため、荷物をまとめて入れられる大きめの手提げ(抱っこ紐等を入れて荷物入れに入れてしまう)と、乗った後に足元における小さめの手提げと、2つを用意しておくと便利でしょう。
座席
今回利用した、A380のプレミアムエコノミーの座席は、2-4-2の構成でした。
私たちは窓側の2組の席の一番後ろを使いました。
ただ、調査不足と言いますか、思惑と違ったこととして、プレエコは机がひじ掛けから出てくるタイプのため、2席の間のひじ掛けを上げることができず、二人の間に子どもを座らせる作戦が使えませんでした。。。
なので、膝の上に置くか、ギュウギュウで1人の席に息子と座るか、でした。
ちなみに、4席ブロックの中央2席の間のひじ掛けは上げられるものでした。
結果的に途中から、空いていた中央4席ブロックの3席に移動させてもらい、息子も広々座っていました。
ギャレーに近かったこともあり、頻繁にCAさんが話しかけに来てくれて、息子をかわいがってくれました。
機内の様子
席に着くと、CAさんから膝乗せでの子ども用のシートベルトを渡されます。
とはいえ、優先搭乗しているので、飛行機が動き出すまではまだまだ時間があり、固定するとすぐに飽きてしまいますので、一旦放置。
シートベルトサインが着くまで待ちます。
出発時間になり、飛行機が動き出すようになったら、しっかりとシートベルトをして着席。
どうなるかと思っていましたが、窓からの景色に興味津々で、ずっと外を見ていました。
そしてなんと、離陸直後にスヤスヤと寝始めました。
搭乗前にキッズスペースで遊ばせたのが功を奏したのか、飛行機の揺れが心地よかったのか、膝上で寝てくれました。
1時間ほど寝て、起きた後は少し動きたそうでしたが、二人の足元に立たせたり、絵本や動画であやしながら時間をつぶし、お昼まで待ちました。
お昼のタイミングで先に書いた3席のスペースに移動させてもらい、広い席での食事となりました。
お昼をなんとか終えて、おとなしくできなさそうだったので、妻が座席の前の空きスペースへつれて行き、息子を歩かせていました。
A380のプレエコは、1階の先頭なので、前の方に少しスペースがありました(操縦席の入り口前の通路)。
そこで歩いたり、抱っこしたりしていましたが、途中でCAさんが来て、ここで遊んではダメだと、席に戻されてしまったようです。
その後は席について、絵本や動画で何とかなだめつつ過ごしていたら、まさかの2度目のお昼寝⁉
2時間くらい膝の上で寝てくれました。
到着前に起きましたが、着陸時のシートベルトも、用意したお菓子等々で何とか乗り切り無事着陸。
あまり大騒ぎせず(と思います)機内で過ごすことができました。
なお、前の席で、自分のスマホで動画を見ていてイヤホンがスマホにつながっておらず爆音で動画を流し続けていたおっちゃんがいたので、息子の多少の騒ぎ声はかわいいものになったと思っています。
ありがとう、おっちゃん。
ちなみに、子どもは耳抜きができないので、飛行機が上昇・下降中は、頻繁に水を飲ませたりお菓子をあげたりして、顎を動かすと良いそうです。
行きの飛行機は、A380が大きいからか、新しい機種だからか、大人もあまり耳が痛くならず、息子も耳を気にする様子はしていませんでした。
食事
狭い機内で子どもの食事をこなすのが、一番の心配ごとでした。
行きの便では、搭乗時と食事提供時に、食事を同時に提供するか、時間をずらすかを聞いてもらえました。
私たちは、時間をずらしての提供をお願いし、最初に妻と息子のご飯を、2人が終わってから私のご飯を持ってきてもらいました。
キッズメニューは、シチュー?クリーム煮?のようなものでしたが、環境が違うからか、あまり気に召さなかったのか、半分くらいで飽きてしまい、フルーツや妻のパンをもらって食べていました。
なお、私たちは、プレエコのBook the Cookというサービスで、事前にメニューを選ぶことで、通常の“Beef or Chiken?” 以外の選択肢で、チキンライスとニョッキという、食事を楽しみました。
子どもの食事を終えた後に、先に書いたように、妻と息子は少しの間体を動かしに行き、その間に、私が食事をするという作戦で、食事の時間を過ごしました。
ちなみに、シンガポール航空では(プレエコだから?)デザートにハーゲンダッツがもらえました!
おむつ交換
フライト中の気になることとしては、おむつ交換がありますよね。
7時間フライト…夜寝ているときはそれくらいの時間おむつを替えないこともあるので、いけるか?とも思いつつ、1度は交換する必要があるかな~と思っていました。
飛行機には、車いす用の広いトイレもありますし、そうではなくても、トイレにおむつ交換台がついていました。
すべてのトイレにおむつ交換台がついているかはわからないですが、私たちの席の最寄りのトイレにはおむつ交換台があり、探し回る必要はありませんでした。
ただ、おむつ交換台をおろすと、スペースがないので、しかも、固定ベルトがなく、台のみなので、不安定な飛行機の中のおむつ交換は大変でした。
また、子どもの手の届く範囲にいろいろなものがあるので、おむつ交換中もいたずらしてしまい、苦労しました。
チャンギ空港到着後
大きなトラブルもなく無事に、シンガポールのチャンギ空港に到着しました。
到着ロビーで目の前にあったBacha Coffeeのお店を散策しつつ、入国審査に向かいます。
入国手続き
ここでも、子どもを連れていると、有人ゲートへ案内されます。
ただし、家族3人セットではなく、抱っこしていた私と息子はセットで、妻は別の有人ゲートへ回されました。
ここで大人は顔写真と指紋を取り、ゲートを通ります。
昔聞かれたような、入国の目的や滞在先に関する質問は特に聞かれず、淡々と進みます。
ちなみにシンガポールは入国前に、web上で入国の登録をしておく必要があるのでお忘れなく!
(この時に入国の目的や滞在先は記入します)
荷物の受け取り
荷物受取の所でベルトコンベアーで流れてくるスーツケースをピックアップします。
到着後、おむつを替えたり、ウィンドウショッピングを楽しんでいたので、スーツケースはすでにレーンから下ろされて、置かれていました。
この時、スーツケースと同じところにベビーカーはなく、荷物迷子に…
周囲を探してみると、遠くの定形外?大型?荷物の箇所になにやら袋に入った物が…
行ってみると、ベビーカーっぽいけど、不透明な袋に入っていて外からは荷物タグも見えないし…
とりあえず開けてみたら、私たちのタグが付いたベビーカーでした。
スーツケースと一緒と言っても、別の所に置かれることもあるので要注意です。
きっと搭乗口で預けると、機内で別の所に保管されているのだろうな。
無事、荷物をピックアップして、往路の飛行機旅は、終了しました。
旅行中の記事も書こうと思いますので、ぜひご覧ください!
旅行に至るまでの準備は、事前準備編で書いていますので、ぜひご覧ください!
帰りのチャンギ空港での過ごし方・手続等
朝6時には空港についていたかったので、ホテルに5:30にタクシーをお願いし、無事空港に到着しました。
チャンギ空港でのチェックイン
帰りの便もwebで事前チェックインができるので済ませておきます。(行きの便で問題なく自動webチェックインが通っていれば、帰りの便も問題なく通るはずです)
ただ、行きと同じく、荷物の預け入れとベビーカーの搭乗口までの利用を伝える必要があるので、窓口に行きます。
ちなみに、チャンギ空港では、荷物の預け入れは機械化されていて、無人の機会で預け入れができるそうです。
私たちはベビーカーの相談があるので、有人コーナーに並びました。
日本の空港で利用するシンガポール航空と違い、チャンギ空港でシンガポール航空に乗るので、他の便と混ざった窓口のため、利用者も多く混んでいました。
やっと順番が回ってきたところ、窓口で、あなたたちはプレミアムエコノミーだから、このエコノミークラスの列に並ばなくてもよかったのに…と言われました。
なんと…先にスタッフに聞けばよかった。
まぁそれはさておき、無事にベビーカーを搭乗口まで使うことを伝え、スーツケースの預け入れができました。
チャンギ空港は出国手続きが先
手続きの順番は、空港ごとに様々ですが、チャンギ空港は、手荷物検査より先に出国手続きがあります。
手荷物検査は、各搭乗口の前で行います。
トランジットが多い、ハブ空港ならではの仕組みですね。
出国手続きは、有人ゲートへ案内されました。
入国同様、抱っこしていた私と息子はセット、妻は個別に自動ゲートに案内されていました。
ちなみに、シンガポールの入国も出国も有人ゲートでしたが、ハンコは押してもらえませんでした。
このタイミングで、日本同様に手荷物検査があると思っていたから、水を捨ててしまったのは失敗でした。
搭乗口前で手荷物検査
出国後、朝食を食べたり、追加でお土産を買ったりして時間をつぶし、搭乗時間前に搭乗ゲートに向かいます。
搭乗口前での手荷物検査になるので、日本より早めのアナウンス。
手荷物検査は列になっていましたが、子連れパワーはここでは発揮されず、皆さんと一緒に並びました。
このタイミングで飲み物を没収されるため、Bacha Coffeeをテイクアウトしたにもかかわらず、ゲート前で頑張って飲んでいる団体がいました笑
この時は、ベビーカーを嫌がり、抱っこをしていたので、二人でゲートを通り、息子を抱えたまま手持ちの検査装置を当てられて、チェックされました。
その後搭乗手続き時にベビーカーの預け入れ
手荷物検査後に、そのままの流れで、搭乗手続きがあります。
搭乗手続きの所で、ベビーカーを預け入れたい旨を伝えました。
こちらでは、袋を渡されて、自分でベビーカーを袋に入れて、乗り場のスタッフに伝えてくださいとのことだったので、搭乗開始前に、ベビーカーをたたみ、袋に入れて用意しました。
搭乗が始まったタイミングで、日本人スタッフが寄ってきてくれて、ベビーカーを運ぶのを手伝ってくれたので助かりました。
子どもを抱え、持ち込み荷物を抱え、ベビーカーを持ったら、短い距離だったとはいえ大変だったと思います。
帰りの飛行機の様子
帰りの飛行機内も、おおよそ行きの飛行機と同じような過ごし方でした。
ただ、息子は離陸前に寝てしまい、そのまま2時間くらい寝続けました。
帰りの便では、CAさんの先回りの気配りは行きの便よりも少なく、食事も確認なく同時に持ってこられてしまいました。
まだ息子が寝ていたため、時間をずらしたい旨を伝えた所、1時間であれば保管できるといわれ、ひとまず私と息子の食事を預かってもらい、妻が先に食べることにしました。
そして、妻が食べ終わった後に、私のご飯を出してもらい、丁度食べ終わったくらいで息子が起きたので、息子のご飯をもらいました。
キッズメニューはスチームチキンでしたが、気に入ったのか、完食でした。
帰国便では、到着時に耳が変だったのか、着陸前はずっと耳を触っていました。
お菓子をあげたり水を飲ませたりして、泣いたり騒いだりにはなりませんでしたが、ずっと気にしている様子でした。
成田空港到着後
いろいろありましたが、やっと日本に帰ってきました。
入国審査は家族でまとめて
日本到着後の入国審査は、やはり有人ゲートへ案内されます。
日本での対応は、出国時と同様に、家族3人まとめて有人ゲートに通されました。
日本では、出国・帰国とも、ハンコを押してもらえました。
成田到着後はベビーカー行方不明
シンガポールに向かった時の同じ気分で、何も考えずにスーツケースの引き取り場所に向かいました。
すぐにスーツケースは見つかりましたが、ベビーカーが流れてきません。
チャンギ空港同様に大型荷物の場所を見てみますが、そちらにもベビーカーらしきものはありませんでした。
ここは日本、気軽にスタッフに確認できます。
聞いてみたところ、搭乗口の出口に運ばれてしまっていたとのことで、そこで回収されなかったので、スーツケースとは別の経路で運ばれているとのことでした。
飛行機を降りたときに、もしかしたら置かれているかもと思いながら気をつけて歩いていましたが、まったく気が付きませんでした。
探してくれる対応も、日本ならではの丁寧な対応で、どこどこに行ってくれ、ではなく、その場で待っていたら、スタッフさんたちが連携して、見つけ出して運んできてくれました。
ありがとうございました。
ということで、無事に荷物もそろい、成田に帰ってきました。
税関はweb申請もできる
荷物をピックアップしたら税関です。
飛行機の中で書く黄色いカード、覚えていますか?
最近はwebでも申請できるようになっていて、機内で配られなくなりました。
(CAさんに聞けばもらえたのかもしれませんが)
出発前に、ホテルや空港でweb登録してもよかったのですが、ユーザー登録が必要なサイトだったため、面倒でやめました。
着いてから、ベビーカーを探してもらっている間に、用紙に記入して、税関に向かいました。
最後に
子連れでの空港の手続きや飛行機に関する情報をまとめて書いてきました。
子連れ旅行の中で、なかなか経験が少なく、気になるところも多いのではないかと思います。
どちらの国でも、子連れ旅行者に対してはとても丁寧に対応してくれるので、わからないことがあれば安心して周囲に助けを求めましょう。
旅行に行く際は、快適な空の旅を楽しんでください!