【半年間の男性育休】育休準備・育休開始前・育休中にやったこととは

子育て

最近、子育てに関するニュースが多く取り上げられていますね。

男性育休も注目度が高いニュースの1つではないでしょうか。

私も、息子が生まれた直後から半年を超える期間の育休を取得しました。

職場に育休取得を宣言した日から、1年経ちましたので、
育休前にやったことや育休中のことを紹介してみたいと思います。

育休取得の相談まで

まずは、育休取得を職場に相談するまでについてです。

やったこと

妊婦検診に行って、父になる実感を得る

私たち夫婦は、妊婦検診は、ほとんどすべての回を一緒に行きました。

最初は、つわりの妻を一人で通院させるのも大変だ、という思いからでした。

妊婦検診は、母体の状態を見るのも目的ですが、
おなかの中の赤ちゃんの成長具合を確認するためのものでもあります。

入ったことのない婦人科に入るのに、気恥ずかしさを覚える男性もいると思いますが、
2人の子どものための検診なので、ぜひ一緒に行ってみましょう。

初めてエコーで我が子を見たとき、正直言って、これが赤ちゃんなの?とよくわからなかったのを覚えています。

しかし、新たな命の誕生を感じて、そこで一気に父親になる実感がわきました。

父になる実感がわくと、自分事としてやるべきことが見えてくるので、
まずは妊婦検診に同席してみてはいかがでしょうか。

家庭内で方針を固める

我が家にダブル育休が必要かどうかを、夫婦で話し合って決めました。

職場に育休を取ることを伝える前に、家庭内で方向性を合わせる必要があります。

確かに男性育休の推進は行われていますが、一方で、「取るだけ育休」という問題も出てきています。

育休を取るかどうかは、家庭の状況によって異なります。

実家・祖父母や周囲のサポート、夫婦の働き方、家計の状況、、、

家族にとって、育休取得が我が子を育てるうえで、必要なことなのかを、夫婦で考えましょう。

職場に育休を宣言したのに、奥様から、育休じゃなくて働いて稼いでよ、、、と言われてしまっては、元も子もないですからね。

やっておけばよかったこと

国の制度や会社の制度について調べる

育休って何なのか、どういう制度なのか、説明できますか?

私はなんとなく存在は知っていましたが、よくわかっていませんでした。

半年間の育休を取るぞ!となって、早く職場に伝えなくては、ということが先行して、
あまり調べずに、上司に育休取得の方針を打診してしまいました。

ちなみに私は、半年間の休職ということもあり、妊娠4ヵ月目で、
育休の方針を上司に相談しました。

しかし、職場も長期の育休が珍しく、どういう扱いになるのか、がわからずに、再打ち合わせになってしまいました。

まだまだ過渡期な男性育休なので、事前にしっかり調べて、上司に相談すべきでした。

情報がしっかりしていれば、それだけ本気度は伝わります。

特に長い育休を考えている人ほど、しっかりと制度を理解して、相談に臨みましょう。

相談前の事前準備については、以下の記事にもまとめています。

将来的には、管理職の方も、育休制度について理解を深めてもらえるといいですね。

育休開始まで

つづいて、育休開始前まで編です。

やったこと

職場でやったこと、家庭でやったこと、自分のこととしてやったことを挙げてみます

自分の業務の洗い出しとマニュアル化

担当している業務の洗い出しを行いました。

メインで担当していて、上司が把握しているような業務はもちろんのこと、

なぜか自分に質問が飛んでくる、なんとなく担当者になっているような細かいところまで、

リストを作りました。

それぞれの業務で以下のようなことをまとめていきました。

・育休が始まるまでにどのように業務を進めるのか
・休職中はどんなことが必要になる可能性があるのか
・復職時期にどうなっているはずなのか

本来は、育休を打診する時点でそろっていると良いのですが、

早く相談すればするほど、育休開始までに仕事の状況も変わりますので、柔軟な対応が必要です。

ちなみに、”なんとなく担当者” の業務を漏れなくリスト化しておくことが、休職中の問い合わせを減らすコツだと思います。

産前産後の女性の体調や新生児育児について調べる

育児は生まれる前から始まっています。

すでに妊婦は妊娠時から、体調の変化と戦い、
我が子に万が一のことが無いように、気をつかって生活しています。

その妻をケアするのも夫の重要な役割です。

そして、生まれた後のこともしっかりと調べました。

女性は、産後の一週間、病院で助産師さんにいろいろと指導を受けます。
(体がぼろぼろの中で、大変ですが)

一方で、男性は、残念ながら育児に関して教わる機会は多くはありません。

なので、自分から情報を取りに行く必要があります。

ネットで多くの情報があり、動画でも解説してくださっている方がたくさんいるので、
しっかり調べておきたいですね。

自治体の両親学級もありますが、頻度も少ないので、
お世話の仕方・ミルクの作り方・沐浴の仕方…とにかくイメトレで頑張りました。

ファイナンシャルプランナーの勉強

私は引継ぎも妻のサポートも忙しい時期に、ファイナンシャルプランナーの勉強をしていました。

なぜか。

家族が一人増え、ライフプランを見直す必要があったのと、子どもの教育資金について考えたかったからです。

もちろん、外部の保険屋さんに相談して、プロのファイナンシャルプランナーに入って頂くことでも解決したと思います。

実際、ファイナンシャルプランナーさんには相談しました。

しかし、大切なお金のこと、自分の知識として持っていて、損はしないと思い、資格を取得しました。

FPさんとは、少し踏み込んだ話もできるようになりますし、
なぜその商品を提案してきたのかを自分でも考えることができるので、とても為になりました。

なお、育休中の給付金に関しては、以下の記事でもまとめています。

やっておけばよかったこと

動画編集スキルを身につける

まぁ、そんな時間なかったよね…という内容ですが。

挙げるとしたら、動画撮影・編集スキルを身につけておくことです。

子どもは、あっという間に成長していきます。

日々の写真や動画を撮って、記録に残しておくことはとても大切です。

しかし、撮ったままですと見返すのも大変なので、編集してまとめておけると良いです。

私は育休期間中に動画編集を勉強しました。

子どもの動画を作成したときは、妻や実家の家族に喜ばれて、とても嬉しかったです。

このスキルが生まれる前からあったら、新生児期ももっといろいろと残せたのに…

と思いました。

ぜひ時間を作って、事前に動画編集スキルを習得することをおススメします。

成長記録動画の作成については、以下の記事にも書いていますので、ご覧ください。

育休中

やっとここまできました。育休中のことです。

やったこと

家事・育児

当たり前ですね、このために育休を取りました。

育児に関しては、母乳を上げること以外は、夫にもできます

初めてでおどおどすることもありますが、奥様も初めてです。

口ではなく、手を動かして、経験しましょう。

ただし、家事育児に関しては、育休中に夫がすべてをする必要はありません。

二人で協力して、家事育児をすればよいのです。

必要なのは、「一通り経験して、いつでもできるようになっておくこと」です。

一方に何かあった際に、家事育児が止まってしまっては困りますよね。

そういう意味では、家事は、育休前からやっておくと良いでしょう。

子どもの成長記録

写真・動画をたくさん撮りました。

撮っただけではなく、編集してまとめました。

Youtubeにアップして、離れて暮らす実家でも、動画で見られるようにしました。

生まれて半年の現在でも、すでに新生児期が懐かしい。

何なら5ヵ月目だって懐かしい。

そんな勢いで、子どもはどんどん大きくなり、新しいことができるようになり、成長していきます。

ギャン泣きしていても、ちょっとだけカメラを回して、思い出として残してみてください。

お子様の安全はしっかり確保してくださいね。

成長記録に興味が出てきましたら、ぜひ以下の記事もご覧ください!

旅行

平日休みを活用して、様々なところに行きました。

とはいえ、ある程度の距離を出かけられるようになるまでは、3ヵ月ほどかかりました。

最初の3ヵ月は、家か近所にしか行けず、とてもつらかったです。

3ヵ月を過ぎたころから、車に乗って長距離で出かけられるようになり、
我が子はちょうどそのころに春になってきたことから、
いろいろな公園にお花見に出かけました。

赤ちゃんにとっては記憶はないことかもしれませんが、
家族で過ごした時間は、良い思い出となりました。

やっておけばよかったこと

ワンオペになる前提で生活してみる

執筆時点で、まだ育休が明けていないので、これからやろうとしていることですが、

夫婦それぞれでワンオペになる前提で、数日間過ごすというのを計画しています。

私が復職後、妻は育休を継続するので、一人で日中の家事育児を回せるのか。

1日だけであれば、もう充分できます。

でもそれが3日、5日と続くと、見えていなかった課題が見えてくると思います。

逆に、私が経験しておく理由は、ワンオペが続くと何が大変なのかを、体験するため

経験することで、必要なサポートやツールなどが見えてくると考えています。

さいごに

長くなってしまいましたが、育休相談時から、育休中まで、

やったこと、やればよかったこと、を書き出してみました。

これから育休を考えているパパさんの参考になればうれしいです。

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